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原点回帰からの再スタート

by 葉

展望。ー現時点でのそれは、理想郷かもしれない。



「わたしが本当にやりたいことは若者支援です」と、いつからか口にしていた。あれから何年経つだろうか。もう逃げてしまえ!と、意図的に忘れようとしたり、挑戦して敗北しては諦めたりしていたが、その第一歩としての資格がやっと取れた。

本来ならば大学卒業見込みで受けるつもりだった資格。随分と時間が経ち、回り道に回り道を重ねてしまいながらも、大きな一歩を踏み出して再スタートを切った昨年の今日。

母校の恩師を頼り今の学校を紹介してもらって話を伺いに行き、その足でこのアパートを契約した。スタートと共に勢いよく始まった生活は本当に苦しかった。



”原点回帰”という言葉があるけれども、それは、おんなじ場所に辿り着いているんじゃなくてそれさえも実は変化しているんだよね、というようなことを、わたしの大好きな歌手は云った。

その言葉にちょっとだけ救われながら、泣きながらも一生懸命勉強した。でも。まだまだこれからなのだ、わたしの人生は。



とりあえず原点回帰を果たし、時間はかかったがここまで到達した。ゆるやかな成長は私らしくていいじゃないか。なにも卑下することはない。



「若者支援」を簡単にいうと、高校を卒業した18歳~20代、30代の人々の支援。就労支援とよく勘違いされるけれど、もっと極端な話、引きこもりやニート、何かしらの生き辛さを抱えながらも支援のレールに乗れないグレーゾーンの人々の支援。わたしの体験からすると社会との関わりを切り離されそうな、一見しては幸せそうにみえる専業主婦も入ると思うのです。



自分の世界が狭まった時、それに気づけない人もいる。ましてや未成年ともなると、自分自身ではどうにも成す術がないことも予想され得る。

幸いにして、たまたまわたしは福祉を学んでいたからこそ、その孤立に気づくことが出来た。そして別の道(この道)に戻ってきた。

誰かのために、とか、そんな大げさなことじゃない。ただただ、目の前にそんな人がいたら放っておけない。見て見ぬふりなんか、わたしには出来ない。だからこそ、この現実をなんとかして変えていかなければ誰かは幸せを自ら手放してしまうかもしれない。そんな悲しいことはもうたくさんだ。

否、その一方で子どもの頃からの手厚い支援が重要だということもよくわかる。だけどわたしの役目はそこじゃない気がするんだ。



やりたいことをやって、現実をしっかりと見て、感じて、接して、それを本にする。

そう、世間に伝えていかなければ。

福祉に携わる人の中だけでどうこう言っていても仕方ないと思うんだ。だからわたしは言葉を紡ぐ。一筋の光を一歩一歩、辿ってゆきたい。いつになるかわからないけれど、これからもずっと訴え続ける。



自分自身と向き合っていくことは辛い作業だけれども、未来のわたしに期待をすると決めたから。


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