LOG IN

こころが帰る場所

by 葉

さあ!と、太陽と共に一日が始まり仕事をして家に帰る。その時ほっとするのはたぶん、体と頭よりも、心がほっとするんだと思う。

わたしは、帰宅するなり洗濯物を畳む。

その一時の行為が、ああ、今日も無事に帰ってきたなぁ、となんだか落ち着くようになった。気づけば毎日の生活の、ほんの些細な”洗濯物を畳む”行為が、外と内を区別するものになっていた。ご飯は外でも食べられる。お昼は職場で食べる。そういうことを省いた、一人の時間。それはアイロンがけも然りで、家の中だけでしか出来ない家事が「わたし」を保っていた。

面倒くさいと云う人もいる。まあ確かに、そうかもしれない。だけどわたしは案外地味な作業が好きなのだ。

こうやって文章を書くことは、自分と向き合うこともしなきゃいけないから、知らず知らずのうちに無になる時間を欲していたみたいで…。







元来、引きこもりたい欲が強く、それなのに、こんな都会で生活を始めてしまったもんだから、人の多さに朝からうんざりしていた。それでも仕事は仕事だ。生活の基盤を整えなくては生きていけない。
そんな中で、たまたま見つけた無の時間は、本当に身近なところに転げ落ちていた。自分でもびっくりするくらいに。


まだまだ新生活に慣れない時期だから、ヘトヘトになって帰宅してゴロンと横になってしまう日もあるけれど、家事を一つするだけで家の中も片付くし、心も落ち着くなんて一石二鳥だなぁ、と思うのでした。

これからも無理なく続けていこう。





それでは良いGWを。


OTHER SNAPS