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空の彼方へ

by 葉

会いに行けないあなたのもとへ花びらを。

この猛暑の中で亡くなる人がたくさん、本当にたくさんいます。あの頃はまだ信じられなかったよ。

挨拶のお手紙もお線香もあげることが出来ずに、早数年が経ちました。ごめんね。あなたのことは忘れていませんよ。

太陽のようなあなたは、わたしをいつも照らしてくれた。だからきっと、わたしは生きた。だけどなんだか、世知辛い世の中です。

夢や希望、明るい未来を想像していたけれど、そう簡単に手に入るわけではなかった。そんなこと知らなかったよ。誰も教えてはくれないんだね。あなたもきっと教えてはくれなかっただろうな。だってあなたは、とても強い人だったから。

この先に、どんないいことが待っているのか楽しみでもあり不安でもあります。数少ない友人は社会の荒波にも負けず立ち向かっているのに、わたしは茫然と立ち尽くしたまま。あと一歩を踏み出す勇気がなくて怯えています。

あなたなら、こんなわたしを見て何と声をかけるだろうか…。たまに思い出しては、返事のない声を待っています。

誰も生きることの正解を知りません。だから面白いのかなって、ちょっとだけ思うよ。

最近はゆっくりと対話することを忘れていました。ちゃんと話が出来るのは贅沢な時間なんだなって、気がついたよ。今更になって気づいたよ。まだ遅くはないかな。やり直せるかな。やり直してみようと思うんだ。応援してくれますか。

もう、薄明るい朝が来ました。久しぶりの早朝覚醒も悪くはないね。

心のつかえをとる時間が必要だったみたい。今日も頑張れるかな。わからないけど。

また、見守っていて下さいね。

おはよう、行ってきます。

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